あなたの薄毛の原因は?4種類に大別出来る脱毛症の種類

みなさま、こんばんは。
脱若ハゲ@マサキです。

今日は、薄毛の原因となる、脱毛症の種類とそれぞれの原因について解説していきます。

4種類に大別できる一般的な脱毛症

脱毛症は、大きく分けて、6種類に大別されると言われています。
あなた自身の脱毛の原因をまずは、見分けてみてはいかがでしょうか。

それでは、6種類の脱毛症を解説しながら、ご紹介していきます。

AGA(男性型脱毛症)

AGA = AndoroGenetic Alopecia

世の薄毛で悩む男性の大半がこれに分類されるでしょう。
代表的な頭頂部はげ・M字はげ・生え際の後退など、
このAGAに分類されることが多いですね。

AGAの原因

結局は、遺伝によるものが多いのが、このAGAです。
と切り捨てては、何も書けないので、
AGAのメカニズムをもう少し解説してみます。

加齢とともに増えるDHT

男性は加齢とともに、ジヒドロテストステロン(DHT)が活発に代謝されるようになります。
ジヒドロテストステロンは、もともとテストステロンという男性ホルモンなのですが、5αリダクターゼによって代謝されると、このジヒドロテストステロンへと変貌を遂げ、こやつがAGAの原因とも言われています。

男性ホルモンの分泌量も加齢とともに変化しますが、テストステロンをジヒドロテストステロンに変える、毛乳頭細胞から分泌される5αリダクターゼという酵素の分泌量が加齢とともに増加し、結果として、加齢とともに、ジヒドロテストステロンが増えるということになります。

テストステロン自体には、脱毛するような作用は持っていないのですが、ジヒドロテストステロンには強力な脱毛作用があります。

多くのAGA治療法が、このジヒドロテストステロンの代謝を抑える為に、
5αリダクターゼの分泌を抑える投薬治療を用いています。

日本国内におけるAGA治療方法

現在、日本におけるAGA治療では、
この5αリダクターゼの分泌を阻害する方法として、
フィナステリド製剤の投与が認められており、
多くのAGA治療クリニックにて、フィナステリド製剤の投与が行われています。

フィナステリド製剤とは?

フィナステリドと聞くと、
なんぞや?
と思う方が多いでしょうが、このサイトをご覧の皆様の中では、
すでにご存知の方が多いであろう、
「プロペシア」
「フィンペシア」
などが、このフィナステリド製剤にあたります。

AGAの分類

細かくいうと、AGAと一口にいっても、
さらに若年性脱毛症と壮年性脱毛症に分類されます。

・若年性脱毛症

おもに20代~30代前半の男性で進行するAGAを特に、若年性脱毛症と呼びます。
若年性脱毛症という病名はなく、定義も曖昧で、人によって、年齢の定義も若干前後します。
「若年性脱毛症」というのは、あくまで俗称ですね。

早い方の場合20代前半から症状が進行していきます。
極稀に10代後半から進行していくこともあるようです。

脱若ハゲ@マサキの名のごとく、当方の場合、
26歳頃から、徐々に違和感を覚え始めました。
薄毛業界では、おマセさんでしたね…。(苦笑)

・壮年性脱毛症

もうこれは、多くの男性が、陥ってしまう脱毛症。
年齢を重ねるごとに、髪が薄くなったり、ハゲてしまうというのも、もはや受け入れざるを得ないことなのかもしれません。

もはや60歳を迎えると、髪が薄くなるのは、過半数を超えるようです。
若ハゲと違って、そこまでの割合になってしまえば、恥ずかしいという感情もあまり無いかもしれませんね。

AGAによる薄毛の進行方法の傾向

AGAの場合、前頭部(M字・U字・生え際後退)か後頭部(頭頂部の薄毛化)
のどちらか、もしくは、上記を併発するように薄毛が進行していきます。

これは、説明しなくとも、男性ならお馴染みのハゲ方といえますね。

ハゲといえば、コレ!というのが、AGAの症状の代表例とも言えます。
AGAの患者数は、他の脱毛症と比較にならないほど、圧倒的多数だと思いますし…。

びまん性脱毛症(FAGA)

次に、更年期を迎えた女性に多いびまん性脱毛症。

女性版の男性型脱毛症ということで、
「女性男性型脱毛症」という訳わからない名前もあります。

英語表記すると、Female AGA。
AGAに対して、略して、FAGAですね。

「女性のAGA」と呼ぶこともあります。

つまり、
びまん性脱毛症=FAGA=女性のAGA
といったところでしょうか。

(男性がびまん性脱毛症に掛かるケースもあるようです。AGAと比較すると断然少ないですが。)

びまん性脱毛症による薄毛の進行方法と傾向

AGAの場合、局所的に脱毛が進行していきますが、
びまん性脱毛症(FAGA)の場合、
脱毛というよりは、全体の軟毛化(毛が細くなっていく)が進み、
結果として、全体の密度低下が起き、
薄毛やボリュームの無さということに繋がります。

つまり、主な症状の表れ方としては、
毛髪が抜けたり、軟毛化して、局所的に(主に)薄毛が進行していくのがAGA。
全体の毛髪が軟毛化し、毛髪密度が減った結果、薄毛が進行するのがFAGA。
ということになります。

また、FAGAにおいても、頭髪密度やボリュームの低下だけではなく、
前頭部、生え際の後退が起きることもあります。

日本国内におけるFAGA治療方法

女性のFAGAの場合、フィナステリド製剤は使えません。
(理由含め、後ほど、詳述)

成長因子&ミノキシジルの頭皮下注射

FAGA専門治療院などでは、メソセラピーとして、
ミノキシジルやグロースファクター(成長因子)の皮下注射が主な治療法となっています。

クリニックによって、注射器を使用するところ、ダーマローラーを使用する所があります。
どちらも、針なので、やられる側としてはあまり変わりませんが、
注射器で直接皮下に注入するか、ダーマローラーで穴を開けて浸透させるかの違いです。

ミノキシジルは、米国FDAがフィナステリド以外で発毛効果を認めている唯一の成分ということで、多くのクリニックでミノキシジルが採用されている模様。
ミノキシジルは、FAGAにも効果があります。

ただし、ミノキシジルは、女性用と男性用で濃度が分かれておりますので、
ご自身でミノキシジル配合商品を購入する際は、必ず女性用を使用するようにしましょう。

女性の場合は、1~2%程度の濃度でも十分な効果が認められており、男性用の5%等の商品を使用すると、体毛が濃くなるなどの副作用が出る場合があります。

頭髪が濃くなるのは嬉しいですが、いらないところの毛が増えても、ねぇ…。
ということで、こちらもご注意ください。

発毛に効果的な成長因子

グロースファクターは、女性ならおなじみの言葉かもしれません。
しわやたるみ、ニキビ跡治療などでお馴染みEGF・FGFという言葉は、美容雑誌などで見かけたことがあるでしょう。

クリニックによって差がありますが、
発毛に効果的な成長因子ということで、
・bFGF(塩基性線維芽細胞増殖因子)
・IGF(インスリン様成長因子)
・VEGF(血管内皮細胞増殖因子)
・KGF(角化細胞増殖因子)
・HGF(肝細胞増殖因子)
などを調合するようです。

メソセラピーの費用

このミノキシジル&グロースファクター注射ですが、
1回あたり5万円~程度しますし、費用が高額なあまり、一般的な治療法とは言えません。

多くの方が、医薬部外品の育毛剤から、使用を始めるようです。

医薬部外品の育毛剤の使用

厚生労働省認可で医薬部外品の認可を受けた育毛剤を使用する方が多いようです。
医薬部外品ですので、効果が緩やかなものの副作用等のリスクはほとんどないとされている成分しか配合されていません。

また、専門クリニック等でのメソセラピー等と比較すると、費用が断然安いのが特徴ですが、デメリットとして、毎日使用しなくてはならないという手間が掛かります。

まだ、症状が緩いようであれば、日頃の育毛剤から初めて見るのも良いと思います。
もちろん、予算に余裕があるのであれば、メソセラピーの方が楽かもしれません。

女性にとってフィナステリドは禁忌薬

AGAと違い、女性のFAGAの場合、
フィナステリド製剤である、プロペシアやフィンペシアは効きません。

プロペシアやフィンペシアが効かないどころか、
女性にとっては禁忌薬となっています。

胎児の奇形リスクがある(催奇形)

フィナステリドを配合するプロペシアやフィンペシアは、
男児の胎児を身ごもっている女性の場合、
胎児の生殖器異常を起こす危険性があり、
女性のFAGAに対して、効果がないどころか危険性しかありませんので注意が必要です。

フィナステリド自体は、厚生労働省の認可薬なので、
多くの方が、医師の処方の元、服用されるでしょうから、
この点の注意は説明を受けるはずです。

一部、個人輸入で、フィナステリド製剤を購入される方がいるようですが、
きちんとリスクを把握した上で行いましょう。
間違った取扱いは、絶対NGです。
値段が安いから個人輸入という気軽な感覚ではなく、
一度は、専門家である医師の指導を受ける方が良いと思います。

FDA胎児危険度分類 最高レベル「Category X」

これに関しては、アメリカの厚生労働省にあたるFDAが、医薬品が胎児に与えるリスク分類を「胎児危険度分類 (pregnancy category) 」として発表しています。

5つのカテゴリーに分類され、
・Category A
・Category B
・Category C
・Category D
・Category X
フィナステリドは、このうち、危険度の最も高い、Category Xに分類されています。

Wikipediaによると、このカテゴリーXの解説は、

「動物・人間による研究で明らかに胎児奇形を発生させる、かつ/または使用・市販による副作用の明らかなエビデンスがあり、いかなる場合でもその潜在的なリスクは、その薬物の妊婦に対する利用に伴う、潜在的な利益よりも大きい。(事実上の禁忌である)」

プロペシアを触るのも避けるべき理由

上記には、一番馴染みの深いであろう、
プロペシアの名前を書きましたが、
フィンペシア・エフペシア・フィンカー等も同様です。

プロペシア・フィンペシア等というのは、あくまで薬の商品名。
問題なのは、配合成分であるフィナステリドです。

上記の理由から、女性は服用してはいけませんし、
触ることで、経皮吸収されることもあり、大変危険です。

基本的に、錠剤は、表面をコーティングしていますが、
外部からの衝撃等により、フィナステリドが表面に付着している場合も想定されます。

やはり、どんな理由があれ、
フィナステリド製剤を触るべきではないでしょう。

フィナステリド以外にも、デュタステリドも作用機序は同様なので、これもNGです。

ちなみに、海外で閉経後の女性のFAGAに対し、
フィナステリドとプラセボを用いた12ヶ月の二重盲検を行った結果でも、
有効性は認められなかったそうです。

女性の場合、発毛阻害を引き起こす、血中ジヒドロテストステロン濃度が上がることは稀なこともあり、フィナステリドの有効性が認められない大きな要因となっています。

分娩後脱毛症

説明するまでもないと思いますが、
分娩後脱毛症は、女性特有の薄毛・脱毛症です。

妊娠・出産に際して、女性の体内では、ホルモンバランスが大きく変動します。

妊娠後期には、卵胞ホルモン エストロゲンの作用で頭髪の毛周期が成長期になっていますが、ホルモンバランスが正常に戻ると、今まで成長期を維持してきた毛が、一気に休止期に入るために起こるもので、出産後の一時的な症状です。

一般には、何をせずとも、そのまま正常通り、毛髪が生えてきますので、一時的なものと思って安心して頂いて大丈夫です。

自信で鏡をみて、明らかに薄毛が気になるようであれば、育児もあることですし、ストレスにならないよう外出時は帽子をかぶるなど対策をされると良いかと思います。

脂漏性脱毛症(粃糠性脱毛症)

脂漏性脱毛症は、ホルモンバランスの異常などにより、頭皮の皮脂分泌過多となった場合に、毛穴が炎症を起こし、脱毛を引き起こすものです。

男性の中には、元々、脂性肌の方も多く、脂漏性脱毛症を心配される方もいるようですが、脱毛症の中の割合としては、この脂漏性脱毛症患者は非常に少ないと言われています。

頭皮を清潔に保つことも大切ですが、間違った自己判断で間違った対策をしても、薄毛が収まらない事が多々あります。

脂漏性脱毛症を疑う前に、AGAを疑ってみる、専門医に診てもらう、等のアクションを起こす事が良いかもしれません。

脂漏性脱毛症が悪化すると、脂漏性皮膚炎となり、頭皮の激しい痒みに襲われます。
痒みや腫れ物・フケ過多等、異常を感じたら、一度、皮膚科で診断してもらうのが良いでしょう。

脂肪分の多い食事を避け、野菜中心の食生活に置換え、タバコ・コーヒー等の嗜好品を抑えるなどの対策が必要になるでしょう。

その他の脱毛症

あまり一般的ではありませんが、その他にも脱毛症のカテゴリーに属するものはあります。

外的要因による脱毛症

外的な要因によるもので、外傷や普段の癖などから、起こる脱毛症として、
瘢痕性脱毛症と牽引性脱毛症があります。

瘢痕性脱毛症

これは、外傷等の外的要因により、毛包が破壊され、物理的に発毛が不可能な状態に陥ることを指します。
”脱毛”というよりは、”発毛できない”という方がイメージしやすいでしょうか。

やけどでも、重症度によって、この瘢痕性脱毛症となります。

牽引性脱毛症

牽引性脱毛症とは、その名のごとく、引っ張られることで起きる脱毛症です。

引っ張られるってどういうこと?
女性に多いと思いますが、ポニーテールの用に引っ張って作る髪型によっても引き起こされるものですし、エクステ等の編みこむようなものも良くないと言われています。

男女ともに、多くないと思いますが、当然、コーンロウもそうですね。

日常的に、引っ張り続けるのが良くないので、
たまにポニーテールにするぐらいであれば、あまりこれにはならないかと思われます。

精神疾患による脱毛症

精神疾患による脱毛症として、
脱毛症というのか分かりませんが…。

抜毛症(トリコチロマニア)

抜毛症という精神疾患があります。
抜毛癖とも呼ばれ、自分自身で無意識的に、自分の頭髪や体毛をむしる癖がある症状を抜毛症と言います。

これに該当する場合、精神科へ通う必要があります。

軽度の場合、本人が無自覚のケースがありますので、
周囲が気づいた時点で、精神科へと連れて行くことをおすすめします。