ミノキシジル│効果・副作用・通販・価格について

薄毛治療の外用医薬品に配合されているミノキシジルについての解説まとめページです。
日本で販売されている育毛剤のミノキシジル配合商品の代表例が「リアップ」シリーズですね。

ミノキシジルの歴史

ミノキシジルの歴史についてまとめました。

バイアグラやプロペシアと似た経緯

生活改善薬の一つである、「バイアグラ」と同様の歴史を持っていますね。
バイアグラといえば、元々は、心臓病(狭心症)の薬として1990年台に開発が進められましたが、勃起力の改善や勃起時間の改善などが見られたため、狭心症の薬ではなくED治療薬として開発が進められ、そのまま製品化されました。

AGA治療薬である、プロペシア(フィナステリド)も元来は、前立腺肥大症の薬として開発が進められていたものです。

元々は、血管拡張剤

ミノキシジルは、いまから遡ること、約50年、
1960年台にアメリカのアップジョン社が高血圧治療の経口薬(血管拡張薬・降圧剤)として開発したのが、ミノキシジル。

ミノキシジルを服用した高血圧患者の中で、多毛症になったり、薄毛が改善した人が多かったという経緯があり、高血圧治療薬の副作用として、薄毛の改善に効果が期待出来るとされたのが原点です。

ミノキシジルの効果

ミノキシジルの作用機序は、
男性型脱毛症に効果的なフィナステリドとは、全く異なります。

フィナステリドの作用機序・効果については、こちらをご覧ください。
プロペシア(フィナステリド)の効果

フィナステリドの場合、男性型脱毛症(AGA)の原因となるジヒドロテストステロンという男性ホルモン(脱毛ホルモン)の生成を阻害することで、AGAの進行を遅らせます。

毛包周辺の血流改善、毛母細胞の活性化

しかし、ミノキシジルの場合、元々は血管拡張剤です。
現在では、ミノキシジル配合の外用薬(育毛剤)が主流ですが、
頭皮に直接、噴霧・塗布することで、
毛包周辺の血管拡張作用による血流の改善、毛母細胞の活性化を促進することで、健康的な発毛を促す効果が期待されます。

AGA以外にも改善が期待できる

つまり、フィナステリドの場合、”男性型脱毛症にのみ”効果が期待できます。
ミノキシジルの場合には、毛包・毛母細胞に直接アプローチする方法ですので、男性の男性型脱毛症(AGA)のみならず、女性の男性型脱毛症(FAGA)や薄毛等の改善にも効果が期待できます。

このように、フィナステリドと比較すると、
良いことだらけのように思えますが、
このミノキシジルも副作用があります。

ミノキシジルの副作用

日本で最も有名な育毛剤、リアップシリーズに配合されているのが、このミノキシジルです。

リアップは、TVCMを放映していることもあって、すごく身近な商品のようですが、配合されているミノキシジルには、副作用もあります。

この点、理解しておくことが重要です。

ミノキシジルの副作用に関しては、明確な出典が少なく、
Wikipediaの情報をベースに解説していきます。

参考:ミノキシジルの副作用

今回は、ミノキシジルによる副作用をまとめていますので、
外用薬と内服薬で副作用の発現に違いがあります。

あくまで、”ミノキシジルの副作用”ということでまとめておりますので、事前にご理解ください。

・薬液の使用箇所におけるニキビの発生

ミノキシジル配合外用薬の使用部位におけるニキビの発生が見られる事があるそうです。

これは、ミノキシジルの血管拡張作用により、毛包周辺の細胞が活性化することで、皮脂の分泌も増加することが要因になっているのかもしれません。

・頭痛、意識朦朧

こちらも血管拡張剤の副作用とも言える、頭痛ですね。
意識朦朧等も一部例があるようです。

ミノキシジル配合の外用薬(育毛剤)の場合には、経皮吸収のみですので、内服薬(ミノタブ等)の方が発症事例が多いそうです。

・多毛症

育毛剤等の外用薬の場合、あまり出ることは無いと言われていますが、内服薬であるミノキシジルタブレットなどの場合、症例があるようです。

多毛症と言うと、基本的には、女性における男性型多毛症と言われ、
毛が多くなるのではなく、体毛が太く、色素が濃くなることを指します。

女性の場合、ひげや体毛の多くは軟毛ですが、これが硬毛化することで、男性のような毛並みになってしまうことを指しますので、毛が多くなることではありません。
(毛が太く、色素が濃くなるので、毛深く見えることには、間違いありません)

・性的不能

性機能に影響を及ぼすケースは、内服薬での副作用で多いようです。
こちらでは、ED(勃起機能不全)などをまとめて性的不能という記載になっているようです。

・重い低血圧

こちらも内服薬(ミノキシジルタブレット)等で多い傾向があるようです。

・不整脈、動悸

こちらも内服薬(ミノキシジルタブレット)等で多い傾向があるようです。

・皮膚の紅潮

皮膚の紅潮などが発症する例もあるそうです。

・霞み目

かすみ目も内服薬で発症事例が多いそうです。

・手、足、顔のしびれや痛み

手や足・顔のしびれや痛みが現れる場合がある模様。

・性欲減退

こちらも性的不能に関連した副作用ではありますが、性欲減退(リビドー減退)が起きるケースがあるそうです。

・胸の痛み

胸痛が発生するケースもある模様。

・下肢、手、足、顔のむくみ

各部位にむくみが出るケースがある模様。

・急速な体重増加

むくみに伴う、体重増加等の事例があるそうです。

ミノキシジル注射やミノタブ等の副作用

頭皮注射によるミノキシジルの直接注入やミノキシジルタブレット等の内服薬の場合の副作用の頻度は、ミノキシジル配合の外用薬よりも発現率が高い傾向にあるようです。

また、外用薬を頭皮へ塗布する場合に比べて、アクシダームやイオン導入を併用した場合、ミノキシジルの浸透率が高まる為、効果も期待出来る分、副作用の発現率も比例して高まるという話もあります。

発毛効果を最優先にするのか、副作用の発現率を抑えることを優先するのかというバランスを考えながら施術方法を慎重に検討する必要があります。

リアップも市販薬ですが、それでも第一類医薬品の指定を受けています。
メリットだけではないこともきちんと頭に入れておきましょう。

リアップ等、ミノキシジル配合育毛剤の副作用

リアップ・ロゲイン等のミノキシジルを主成分としている育毛剤であっても、
ミノキシジル含有量は、1~5%程度になっています。

つまり、残りの95~99%は、基材成分等、その他の成分となっています。

それら育毛剤を使用した場合に起き得る副作用は、ミノキシジル以外のものによる可能性もあります。

リアップの副作用に関しては、厚生労働省の調査報告がありますので、この調査結果をベースに、こちらの記事でリアップの副作用についてまとめております。

基材成分による副作用

Wikipediaにも記載がありますが、
多くの育毛用外用薬に含まれる、プロピレングリコールでの副作用として、「頭皮の痒み」が出ることがあります。
リアップの使用上の注意内、「次の部位には使用しないでください」にも、「きず、湿疹あるいは炎症(発赤)等がある皮膚」との記載があります。

また、リアップは市販薬ですが、第一類医薬品に指定されているので、購入時には必ず、薬剤師さんから説明を受けると思いますので、不安なことや疑問などありましたら、しっかりと説明を受け、頭皮のトラブルやリスクなどを事前にしっかりと把握しておくようにしましょう。