育毛剤・育毛シャンプー選びじゃない!育毛の最重要項目を徹底解説

ぜひ、育毛を始める前に読んで欲しいコラムです。
ご自身の頭髪との向き合い方を見直すキッカケになれば、幸いです。

多くの人が発毛促進できていない現実

ハゲで悩む人が多いのは、なにも日本だけの話ではありません。
全世界で多くの人が悩み、多くの人が改善出来ないでいる。
この現実を見逃すべきではありません。

・高級な育毛剤を使えば、髪が生えるだろう。
・医師の処方通りに使っていれば、髪が生えるだろう。

という、ある種、正解でもある幻想。

あなたは、自信の体調を整えることなく、
育毛剤を使えば、髪が生えてくると信じたいことでしょう。

僕もそうです。
それが実現出来るのであれば、そうであって欲しい。

好きなラーメン・焼き肉を食べる生活を変えないで、髪が生えてくるならそうであって欲しい。

現実は、そう簡単には行きません。

育毛剤・育毛シャンプーは二の次

育毛に関して色々解説している方によって、
育毛における重要項目は、異なるでしょう。

私の考えとしては、
・良い育毛剤を使うこと
・良い育毛シャンプーを使うこと
これらは、二の次でしかありません。

まずは、ストレス等の外的要因をコントロールし、
食生活や生活習慣を変え、体内環境を整える事が最重要と考えています。

髪は健康のバロメーターと言うように、
体が健康でないのに、髪が健康になるとは考えづらいと思っているからです。

そこで、髪のために考える、
体を健やかに保つ方法をご紹介してみたいと思います。

多くの人が、育毛剤を使うだけで、
何の努力や犠牲もなしに、髪が生えると期待しているようですが。
確かにそういった方も一部いらっしゃいます。
しかし、それで効果がないなら、もっとアプローチを変えるべきです。
そこで、私が最重要視している、生活習慣等について、今回言及していきます。

ストレスの改善・解消

現代社会では、これが一番難しいかもしれません。
人それぞれ、外部からの刺激(ストレッサー)に対してのストレス耐性は異なります。
また、誰しも、多くのストレスは、職場や人間関係で受けるもの。

これらは簡単に断ち切ることが出来ません。

ストレスは、髪に良い影響を与えませんが、
そもそも、心の健康にも良い影響がありません。
適度なストレスというのは、パフォーマンスを高める良い因子にもなり得ますが、過度なストレスは、無理をきたすだけです。

個々人でそれぞれのストレッサーは異なりますので、これについて詳しく解説するのは不可能ですが、ストレスの少ない環境に身を置くというのも一つです。

ご自身のストレッサーとなっているものに、一度向き合ってみてください。

食生活の改善

動物性脂肪の摂り過ぎ・偏った食生活などは、
頭皮・頭髪に対してのみならず、からだに対して良い影響があるとは言えません。

バランスの良い食生活を取る事が、
育毛にとってはもちろん、
体の健康にとって非常に重要になります。

昔から、昆布やワカメなどの海藻類が頭髪に良いといいますが、頭髪に良いわけではなく、体の健康にとって良い結果、頭髪にもよいと考えられます。

大原則として、
「バランスの取れた食生活」
これが最重要項目です。

生活習慣の見直し 5項目

生活習慣も健康にとって大きな影響を及ぼします。

具体的に、5項目を挙げます。
・毎日、規則正しく朝型生活を送ること
・過度の嗜好品の摂取を控えること
・質の良い睡眠をとること
・生活エリアを清潔に保つこと
・趣味・休養の時間をとること

規則正しい朝型生活

夜型の生活を送っている方には、まず改善をお勧めする項目。

人間の体は、夜の時間に成長ホルモンを分泌するようになっています。
この成長ホルモンは、肌の新陳代謝を活性化させるものであり、
当然ながら、頭皮の新陳代謝も活性化させています。

人間の体で細胞分裂が活発な時間帯は、22時~2時と言われています。

極力、この時間は、睡眠しておきたいものです。

早寝早起きは自分事

僕は、仕事柄、時間の融通が聞くので、
夜の20時に寝て、朝4時に起床するという睡眠サイクルにシフトしました。

すると、どうでしょう。

髪や健康のことはさておき、
体の調子が非常に良くなるのが、スグに実感できました。

集中力が上がり、仕事のパフォーマンスが目に見えるほど上がります。
「早寝早起きは三文の得」なんて他人事と思っていましたが、
個人的には、早寝早起き、本当にお勧めです。

仕事や家庭の事情等で難しい方もいるかもしれません。
育毛に関して、早寝早起きが必須な訳ではありませんが、
仕事のパフォーマンスや集中力不足に悩まれている方には、お勧めです。

タバコ、酒、コーヒーはほどほどに

嗜好品の過剰摂取も体によくありません。

タバコは、みなさん御存知の通り、百害あって一利なし。
酒も、トラブルの元。出費がかさむ。
コーヒーも、カフェインの過剰摂取はよくありません。

それぞれ解説したいと思います。

どうせやめないでしょうけど…

僕も、過去、愛煙家でしたので、
こんなブログの記事一つで、
禁煙する人がいないのもわかっていますが、
一応、書くだけ書いておきます。笑

僕が禁煙を決めたキッカケは、
話すと長くなるので割愛しますが、
親戚の死です。

禁煙・減煙に挑戦すべき

タバコは百害あって一利なし。

肺気腫や各種がんリスクを高め、活性酸素の生成も助長しますし、
一酸化炭素も取り込まれるため、血中酸素濃度も低下します。

正直、育毛にとって良いことなしです。

禁煙をお勧めしますが、無理なら減煙すべき。

タバコに含まれるニコチンは、
コカインやヘロインと言った麻薬よりも、
依存症にかかる割合が高いとされています。

また、各所で合法的に販売されていることからも、
当人がニコチン依存症であることに対する認知度合いが非常に低いのも特徴。

喫煙場所の制限がきつくなるとともに、
禁煙外来などの医療現場も歩み寄りを見せています。

ご自身での断煙が難しいのであれば、
禁煙外来に通うのも良いでしょう。

実は安い、禁煙外来の費用(健康保険適用)

健康保険適用の禁煙外来の場合、
治療期間2~3ヶ月の治療で、
自己負担額13,000~20,000円となっています。

タバコを1日1箱吸われる方の場合、
1ヶ月のタバコ代が、14,000円程度でしょうから、
全く高い金額ではありません。

むしろ、禁煙外来を受けることで、
あなたがこの先、生涯に渡って受け取れる期待利益は、
その比にならないでしょう。

アルコールと育毛の関係

アルコールは適量の摂取であれば、頭皮や頭髪に悪影響は無いと言われています。
少量の摂取であれば、リラックス効果やストレス解消効果・睡眠作用・食欲増進効果、また、循環器障害の予防や善玉コレステロール(HDLコレステロール)を増加させる働きがあります。

しかし、アルコールの過剰摂取は、頭皮・頭髪に悪影響になります。

これには、2つの理由がありますので、それぞれ解説していきます。

まず一つ目は、アルコール分解時に髪の原料であるアミノ酸が消費されること。
二つ目は、過剰飲酒の際に発生するアセトアルデヒドがジヒドロテストステロンを増加させること。

詳しく理解して頂くために、アルコール分解の時系列で書かせて頂きました。

アルコール分解の過程で消費される髪の原料

アルコールを摂取すると、肝臓内、
肝細胞に存在するアルコール脱水素酵素(アルコールデヒドロゲナーゼ:alcohol dehydrogenase:ADH)やカタラーゼ・MEOSによって、アセトアルデヒドに代謝されます。
(アセトアルデヒドは発がん性のある有害物質なので、ここから、また分解する必要がありますが、後で解説します。)

これらの酵素によって、アルコールを代謝するときに消費するのが、
・メチオニン
・システイン
と言われる、アミノ酸。

これらは、髪の原材料となるアミノ酸であるため、
アルコールの過剰摂取により、代謝量が増えると、必然的にアミノ酸がアルコール代謝に回されることになります。

つまり、髪の原料となるアミノ酸不足に陥ることで、育毛の阻害要因ともなりえます。

アセトアルデヒドはDHTの増殖因子にもなる

飲酒量過多の場合には、血中にアセトアルデヒドが流れていきますが、このアセトアルデヒドは、血中のテストステロンをジヒドロテストステロン(DHT)に変換する働きがある為、育毛の敵と言われています。

育毛剤や育毛シャンプーを駆使して、育毛に取り組んでいても、
AGAの元凶である、DHTを増加させてしまうような行為は、いかがなものでしょうか。

会社でのストレスが多い企業戦士のみなさま、お酒はほどほどに。
ストレス解消は別の方法を探してみてはいかがでしょう。

アルコールが育毛に与える原因をお話しさせて頂きましたので、より詳細な点を解説していきたいと思います。

アセトアルデヒドの分解能力は人による

そして、アルコールは、
1次代謝でアセトアルデヒド(中間代謝物質)に、
2次代謝で無害な酢酸に代謝されます。
(この後、更に炭酸ガスと水に分解されます。)

1次代謝では、アルコール脱水素酵素が、
2次代謝では、アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)が、
代謝を担うわけですが、2次代謝で活躍する、
アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)は、
人によって持っている型が異なり、
型によって、アセトアルデヒドの分解能力に大きな開きがあります。

アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)タイプは3種類

・GGタイプ(日本人の約50%)
お酒に強いタイプ

・AGタイプ(日本人の約45%)
お酒に弱いタイプ

・AAタイプ(日本人の約5%)
お酒を受け付けないタイプ

つまり、GGタイプとAGタイプでは、
アルコールの分解許容量が全く異なりますので、
どこからが飲み過ぎか、というのは人それぞれです。

酒酔いには二種類ある

あまり知られていませんが、
酒酔いには、二種類の要素と、
それらそれぞれに特有の症状が出ます。

・アルコールによる酒酔い症状
・アセトアルデヒドによる酒酔い状態

それぞれの症状を紹介していきますので、
自分にとって適度な量の酒量の目安にしていただければと思います。

ただし、先ほどご紹介したALDHタイプGG型の方は、
アセトアルデヒドによる酒酔い状態の症状が出ないことが多く、
GG型の方の場合、判断指標となりません。

その点、ご注意ください。

・アルコールによる酒酔い症状

脳の高位機能麻痺による、集中力・判断力・抑止力の低下し、
それに伴い、脳の低位機能(本能的側面)の表層化による興奮状態や気持ち良い状態となる。

・アセトアルデヒドによる酒酔い症状

心拍数の増加・嘔吐感・皮膚の紅潮と言った症状は、
アセトアルデヒドによる酒酔い状態の症状。

二日酔いもアセトアルデヒドによる症状。

適度な飲酒量は想像以上に少ない

上記、アセトアルデヒドの症状が出た場合には、飲み過ぎと言えます。
適度な飲酒量が想像以上に少ないことをご理解頂けたのではないでしょうか。

先程も書いた通り、ALDHタイプGG型判定の方は、これらの症状が全く出ないこともありますので、参考にしないでください。(日本人の約50%がこれに該当)

育毛に取り組むのであれば、育毛剤や育毛サプリ・育毛しャンプーなどの効果を犠牲にするような嗜好品の摂取等は、非常にいただけない行為です。

ぜひ、生活習慣からも、育毛と向き合って、発毛促進効果を最大限に生かしてほしいと思います。